XMLHttpRequest.responseType
XMLHttpRequest (XHR) の responseType プロパティは列挙型の文字列値で、レスポンスに含まれているデータの型を示します。
作者がレスポンスの型を変更することもできます。 responseType の値として空文字列が設定された場合は、既定値である text が使用されます。
値
文字列で、レスポンスに含まれているデータの型を指定します。以下の値を取ることができます。
""-
responseTypeが空の文字列の場合は"text"と同じで、既定の型です。 "arraybuffer"-
responseはバイナリーデータを含む JavaScript のArrayBufferです。 "blob"-
responseはバイナリーデータを含むBlobオブジェクトです。 "document"-
responseは HTML のDocumentまたは XML のXMLDocumentで、受信したデータの MIME タイプに基づいて適切な方になります。 XMLHttpRequest における HTML の扱いで、 XHR を使用して HTML コンテンツを読み取ることについて詳しく確認することができます。 "json"-
responseは JSON として受信したデータの内容を解釈して生成された JavaScript オブジェクトです。 "text"-
responseは文字列に入ったテキストです。
メモ: responseType を特定の値に設定する場合は、サーバーが実際にその形式と互換性のあるレスポンスを送信していることを確認してください。サーバーが responseType に設定された値と互換性のないデータを返した場合、response の値は null になります。
例外
InvalidAccessErrorDOMException-
responseTypeの値の変更が同期モードのXMLHttpRequest上で試みられたものの、ワーカー (Worker) の中ではなかった場合。詳細については、下記の同期 XHR の制限を参照してください。
使用上の注意
同期 XHR の制限
ワーカーでの制限
responseType の値を document に指定しようとすると、ワーカー (Worker) の中では失敗します。
仕様書
| Specification |
|---|
| XMLHttpRequest Standard # the-responsetype-attribute |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser