IntersectionObserver.root
IntersectionObserver インターフェイスの読み取り専用の root プロパティは、 オブザーバーの対象となる要素の外接ボックスの境界をビューポートとして扱う Element または Document を識別します。
もし root が null であれば、実際の文書のビューポートの境界が使用されます。
値
対象要素のどの程度が見えるかを決定するために、ビューポートの境界として使用される外接ボックスを持つ Element または Document オブジェクト。この外接矩形と IntersectionObserver() コンストラクターに渡されたオプションで指定したマージンによるオフセット、対象要素の境界、対象要素に重なる全ての要素または他のオブジェクトの境界を引いたものの交差が対象要素の可視領域と見なされます。
もし root が null であれば、自分の文書をルートとして使用し、そのビューポートの境界（つまり、文書の可視領域）をルート境界として使用します。
例
この例では、交差オブザーバのルート要素の border を、 2 ピクセルの中緑色の線に設定しています。
js
observer.root.style.border = "2px solid #44aa44";
仕様書
| Specification |
|---|
| Intersection Observer # dom-intersectionobserver-root |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser