FileSystemDirectoryHandle.removeEntry()
安全なコンテキスト用: この機能は一部またはすべての対応しているブラウザーにおいて、安全なコンテキスト (HTTPS) でのみ利用できます。
FileSystemDirectoryHandle インターフェイスの removeEntry() メソッドは、指定の名前のファイルまたはディレクトリーがディレクトリーハンドル内に存在する場合、エントリーを削除しようとします。
構文
js
removeEntry(name)
removeEntry(name, options)
引数
name-
削除したいエントリーの
FileSystemHandle.nameを表す文字列です。 options省略可-
オプションを持つオブジェクトで、省略可能です。以下のオプションがあります。
recursive-
boolean値で、デフォルトはfalseです。trueに設定すると、エントリーが再帰的に削除されます。
返値
undefined で解決する Promise を返します。
例外
TypeError-
名前が有効な文字列ではないか、ファイルシステムで許可されていない文字を含むとき投げられます。
NotAllowedErrorDOMException-
PermissionStatusが'granted'でないとき投げられます。 InvalidModificationErrorDOMException-
recursiveがfalseに設定されており、削除するエントリーが子を持つとき投げられます。 NotFoundErrorDOMException-
エントリー名が見つからないか一致しないとき投げられます。
例
以下の例では、ディレクトリーハンドル内のエントリーを削除します。
js
const entryName = "entryToRemove";
// ディレクトリーハンドル 'currentDirHandle' があると仮定
currentDirHandle.removeEntry(entryName).then(() => {
// 削除に成功したとき実行するコード
});
仕様書
| Specification |
|---|
| File System Standard # api-filesystemdirectoryhandle-removeentry |
ブラウザーの互換性
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