DataTransfer.mozClearDataAt()
非標準: この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。
非推奨: この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。
DataTransfer.mozClearDataAt()`** メソッドは、指定された位置にある項目の、指定された形式に関連するデータを削除します。位置は 0 から項目の数 - 1 の範囲でなければなりません。
引数 format
を省略した場合は、すべての形式に関連づけられたデータが削除されます。その形式が見つからなかった場合、このメソッドは何もしません。項目の最後の形式が削除されると、項目全体が削除されて mozItemCount
が 1 つ減ります。
特定の位置に対する最後の形式を削除すると、その項目が完全に削除され、残りの項目が下に移動し、位置が変更されます。
メモ: このメソッドは Gecko 固有です。
構文
js
mozClearDataAt(index)
mozClearDataAt(type, index)
引数
type
-
ドラッグデータオブジェクトから削除するドラッグデータの種類を表す文字列です。
index
-
削除するデータのインデックスを
unsigned long
で指定します。
返値
なし (undefined
)。
例
この例では、 dragend
イベントハンドラーの中で mozClearDataAt()
メソッドを使用しています。
js
function dragend_handler(event)
{
const dt = event.dataTransfer;
//text/html の項目を削除
dt.mozClearDataAt("text/html", 1);
}
仕様書
このメソッドはウェブ標準では定義されていません。